2020年度橋本ゼミ 卒論発表会

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本日、2021年2月4日橋本ゼミの卒論発表会を実施します。

今年は、コロナ禍の中ですので、初のオンライン開催となります。今年の4年生はコロナの影響を大きく受けた世代となってしまいました。大学の最終学年であり就職活動などの進路を選ぶ活動についても、コロナの影響により今までと大きく変わった一年を過ごしてきたことになります。

そんな中でも、今回発表に至った2つの論文は大きな成果となっていると思います。

佐藤美穂「NPO法人の運営するカフェに関する潜在的課題の抽出
神奈川県愛甲郡清川村のNPO法人結の樹よってけしを事例として」

佐藤さんの論文は、約2年に渡り関与していたNPO法人の取り組みについて、マネジメント上、カフェ運営上の現状および課題抽出を行っています。

実際に参加していること、そして2年という期間を費やしていることにより、「表面的に語られること」の背後にある紆余曲折が論じられています。また、内部情報を知っているからこその「抑制的な文章」になっていることが特徴的です。

小室和也・長岡蒼「ゼミ活動の一環として行った地域活性化活動に関する関係人口を用いた考察」

小室くん、長岡くんによる論文は、ゼミの活動として行ってきた地域に関する活動に対して、「関係人口」の概念から考察を加えたものです。

これまでの活動では、関係人口の視点は明示的には取り入れてきていませんでした。その活動に対して関係人口の視点で振り返ったとき、活動の中で足りなかった点や、活動の新たな意味を見出した点が特徴的です。

過去2年間の活動および過去のOBOGの取り組みを引き継いだものとなっており、ゼミとしても今後への大きな財産となるものだと思っています。

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