Facebookは、2016年6月9日より360度すべてを映した360photosというサービスを初めています。これは、特にスマートフォン版のFacebookアプリで見た場合、あたかもその周辺の様子を見ることができるようになっています。
参考:http://newsroom.fb.com/news/2016/06/introducing-360-photos-on-facebook/
https://facebook360.fb.com/360-photos/
この機能は、360度を映せる専用のカメラで撮影する他に、iPhone(iOS6以上 iPhone4S以上)のパノラマ写真機能を使って撮影することもできます。
2016年度の学祭では、会場の様子を紹介する目的と、集合写真をこの方法で撮影しています。(埋め込み写真では、360度になりませんので、ぜひクリックしてFacebookページでご覧ください)
通常、1枚の写真では表せない範囲を映すことができるため、今までにはできなかった表現が可能になるといえます。
しかしながら、パノラマ写真機能はカメラ(iPhone)を動かさなければならないため、非常にブレやすいのです。特に、縦に揺れることによりブレてしまうことが多いようです。
一方、上記の写真はかなりきれいに撮れているのではないでしょうか? 極めてシンプルな方法で解決をしています。
それは、以下のようなキャスター付きの椅子を使って撮っています。
iPhoneを持った人がこの椅子にまたがるように座り、背もたれや肘掛けの部分で肘を固定することでiPhone自体を固定します。その後、別の人が椅子をゆっくり動かすことにより、ブレずに撮影することができるという仕組みです。
特別ノウハウでもなんでもありませんが、それでもブレずに撮影をすることができるわけです。三脚のようなものがない環境でも、室内で撮影されるのであれば、キャスター付きの椅子を使用してみてはいかがでしょうか?