アクセス解析から見る CCを取り戻せ

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アクセス解析とは

アクセス解析とはサイト運営者が閲覧者のアクセス手段を解析し、閲覧者の興味関心を知ることでwebサイトの現状を「見える化」することである。それによりデザインを閲覧者に合わせたりリニューアルしたり等webサイトを継続的に改善できるようにすることができる。

今回の広報班の活動の振り返り

今回瑞木祭にあたっては、広報班として活動した。広報班の活動は、奪われたCCを取り返せ-アノ伝説ノ妖怪ヲ調査セヨ-をFacebook、Twitterという2つのSNSサイトを主体にして宣伝することである。また、特設サイトの開設、「なぞとも」を使った広報活動を行った。今回は、活動の結果を分析するために、予約フォームもあった特設サイトへのアクセス解析をGoogle Analyticsを使用して行った。

アクセス解析

これがサイトを開設した10月26日から、瑞木祭当日から1週間が経った11月15日までのアクセス数である。総計は446アクセス、しかしこのアクセス数にはゼミ生のアクセス数も含まれているので外部からのアクセスは446アクセスよりも少ないと考えられる。1番アクセスが多かったのは特設サイト公開日の次の日である10月27日の83アクセスであった。この結果から1日250アクセスを目標にし、記事の更新を行った。だが、目標を達成することはできなかった。

当日の公演では1日目の第1公演のみ人数が集まらなかったため中止になったが他の全公演は満員となった。公演の結果としては必ずしも失敗ではない。しかし、特設サイトから予約をしてくださり瑞木祭に足を運んでいただいたのは2人に留まった。アクセス数からもわかる通り、今回の広報活動は規模の小さい広報活動になってしまった。それはFacebookの記事の更新頻度が少なかったり、特設サイトの公開が遅れてしまったことが要因になっていると感じた。しかしながら、2人という数ではあったが自分達が作成した特設サイト見て興味を持ってくださりゲームに参加してくださった。そういう意味では広報活動の意義はあったと考える。

キーワードアドバイスツール

今回 Google Analyticsの他にキーワードアドバイスツールも使い分析を行った。キーワードアドバイスツールというのは、GoogleやYahoo!等の検索エンジンで調べられているキーワードの月間検索数や競合性を調べることのできるツールである。
調べたキーワードの類似キーワードの情報も出るので、より自分の使いたいキーワードを使ったホームページを作ることが可能になる。
今回はGoogle AdWordsのキーワードプランナーを使い、今回の「CCを取り返せ」のタイトルでもある体験型ゲームとCC(クリエイティブコンフィデンス)を調べた。

キーワードアドバイス
これが調べたデータである。(調査日12/2)

こうしてみて見るとリアル脱出ゲームというワードが圧倒的に調べられているというのが一目でわかる。なお、リアル脱出ゲームというワードはスクラップ社が商標登録をしている。このデータを見る限り、リアル謎解きゲームのように、「リアル」「ゲーム」というワードが入っていると良いと感じた。

なぞとも

広報活動の1つとして体験型ゲームの宣伝をすることができるサイト、「なぞとも」での宣伝を行った。結果として「なぞとも」から実際に特設サイトへアクセスしていただいた人数はアクセス解析の結果多くはなかった。これは、橋本研究室が行った「CCを取り返せ」と他の体験型ゲームとの違いを感じさせるような宣伝ができていなかったのでないかと感じる。数ある体験型ゲームの中で自分達の体験型ゲームを選んでもらうには他の所にはない特色を強調した宣伝をするべきだったと思う。

今回の活動の問題点、改善点

広報班の活動の問題点として、広報活動の規模が全体的に小さいということが挙げられる。今回をSNSでの宣伝の他に特設サイトや「なぞとも」を使っての宣伝を行ったがどれもうまく活用することができず細々とした宣伝となってしまった。細々とした宣伝では外部の人を呼ぶことなどできるはずがなく、このような結果になってしまった。また、この報告書で使用したGoogle Analytics、キーワードアドバイスツールなども事前準備の段階で調べておくべきであった。

このようなツールを活用すれば、ホームページの改善ができ、ネットの検索結果においてより上位にくるようなホームページにできたはずである。ホームページは開設後ほぼ放置と言っても過言ではないほど何もしてなかったので特設サイトのページ事態の改善や宣伝要素の追加等の宣伝になりえる行為が行えていれば宣伝の規模も違っていたかもしれない。「なぞとも」に関しても一度広告を打っただけでそれ以外に何もしなかった。「なぞとも」内でアプローチできる方法を探すべきであった。

SNSの活用もあまりできていなかった。Twitterの方では橋本研究室はアカウントを持っておらず広報活動としてはゼミ生がブログの更新等の時にURLをつけてツイートするだけになってしまった。それでは宣伝の効果は見込めない。また、Facebookでは更新の頻度が少なく1日に1つあればいいというような状況であった。宣伝で使うSNSの更新頻度がこれでは宣伝にあまり意味がなかったのもすぐわかる。これには記事を書いてから上げるまでの過程が長かったことも関係しているのではないかと感じた。また、全体的に作業が遅れていることもあり、そちらに注力してしまったということも更新頻度の少なさに関係している。記事がすぐ書けて上げられるような環境を作るべきであった。

今回は全体的に反省する箇所が多い活動となってしまったが、逆にそれだけ伸び代があるとも言えるだろう。またこのようにコンテンツを宣伝する機会があれば今回の反省点を活かして行きたい。

執筆
村上 拓
山本 啓祐
栗原 由樹

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