昨日、今期3年ゼミで輪読していたプレイフルラーニングの増刷記念イベントが行われ、参加して来ました。
プレイフルラーニングをテーマに、様々な方々がトークを行う形式で、あやもこれも一見関係無いことが繋がって行く様に驚いています。
もし、自分がこの場に登壇するとしたら、一体どんな話をするだろうか?と考えながら話を聞いていました。残念ながら、いや幸いなことにそうした機会はなかったので、この場で少し書いてみようと思います。
プレイフル「ネイティブ」世代
今期、輪読の教材としてプレイフルラーニングを選んで、おどろいたことの一つとして、彼らが実に素直に率直にこの本を読んだことがあります。
この本で展開されている「学び」というものは、けっして王道ではありません。上田先生が述べているように「ロックンロール」として、やってきたことが記されているわけです。
しかし、初学者として素直に接する彼らは、本書の学びを実に素直に受け取っていきました。もちろん、背景としての知識があるに越したことはありません。しかし、その知識がないからこそ、素直に学ぶこともできるのだと感じました。
それは、生まれた時にはインターネットが普及しているようなデジタルネイティブが自然にデジタルガジェットを使うように、彼らも自然とプレイフルを用いているように感じました。
その意味で、プレイフルラーニングというのはもはや「普通」の事になるのかもしれません。
同じことを上田ゼミのガールズバンドの振る舞いからも感じました。彼女らは自然とプレイフルラーニングをまとっていました。
大人達が真剣な顔しながらやることも大切ですが、なにかもっとあっさりと世界は変わって行くのではないかと、ぼんやりと考えています。