Blenderとマスコットキャラクターの許諾申請を通して、自身の成長を客観的に書き記す重要性

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皆さん、こんにちは。

10期生の比留間啓太です。

今回、学園祭を通じて気づいたことは、自分の過去を客観視することが難しいということでした。したがって、私が経験した過去について書き記していきたいと思います。

第1章 Blenderについて

1-1.Blenderとは

3DCGアニメーションを作成するアプリにBlenderがあります。無料ソフトでありながら、ヱヴァンゲリヲンの制作でも使われています。橋本ゼミではバーチャル道灌祭りと称したバーチャル上での祭りの再現を行いました。私は、Blenderを用いてバーチャル上でのキャラクターであるアバターの製作を行いました。

1-2.機械全般に弱い過去

しかし、当時の私はBlenderで作業することが怖くてたまりませんでした。なぜなら、大学のパソコンに関する授業やパソコンで操作することが人並以上に苦手であったからです。そのため、ゼミでも操作したことがないBlenderは特に近寄りがたい存在でした。

1-3.初めの一歩

しかし、ゼミの活動で少しでも貢献したかったため、恐る恐るBlenderに関するYouTubeを見ていきました。すると、今までよくわからなかったオブジェクトの種類や追加の仕方などが徐々に分かるようになっていきました。

1-4現実

当初、私はYouTubeだけに載っている情報さえあれば安心してアバターの作業に移れるものだと考えていました。しかし、YouTuberの方たちが作っている動画にはその作品に関する情報しか記載されておらず、私たちが作りたいアバター・マスコットキャラクター(以降キャラクターという)の作り方などは自身で考えなければならなかったのです。

1-5機械の難しさ

一方、YouTubeの大切となる情報は事前にメモしていたため、キャラクターとしての形にはとどめることができました。しかし、当初の目的である「アバターとして使用する」ということはできませんでした。なぜなら、アバターにするにはほかのアプリケーション(今回はClusterとUnityを使いました。)に移し替えて、次にそれぞれの条件に合わせた作業(ポリゴン数、マテリアル数、ボーン数など)を行わなければならなかったからです。しかし、私にはそれらの技術力が乏しかったため、学園祭当日には2体の内1体しかアバターとして使用することができませんでした。

第2章 申請書について

2-1.キャラクターに対する思い

私は、学園祭が終わった後もアバターとして使うことができなかったという悔しい気持ちでいっぱいでした。なぜなら、数十日かけて作り上げてきたキャラクターが自分の技術力不足の影響でアバターとして仕上げきることができなかったからです。

2-2.チャンス

しかし、学園祭が終わり数日経過したころ先生から直接ご提案をいただきました。

「以前にできなかったキャラクターを次はアバターとしてではなく、置物として上げてみないか?」

私は、その提案に賛同し実物となるキャラクターの最終作成に取り掛かりました。しかし、キャラクターを置物にするには許可申請が必要だったため、キャラクターと申請書の作成を同時に進めていきました。

2-3.過去と現在

一方、申請書の下書きでは何度提出しても先生から返ってくるご返答は「情報不足」、「君に関する情報がない」など伊勢原市に提出するには不十分なものばかりでした。しかし、その原因は過去と今の自分とのBlenderに関する知識量が圧倒的に異なっていたことにありました。その影響により、自分の行ってきたことを客観的に文章化することが難しくなっていたのです。

最後に

今回、Blenderの作業と自ら申請書を作成して感じたことは自身が行ってきたことを客観的に振り返ることが難しいということでした。なぜなら、自身のやってきたことを振り返り、文章化することによって普段当然と思っていたことが本当は難しいものだと気づくことができたからです。したがって、今後は自身の成長を客観的に文章化していきたいと思っています。

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