恐れのない組織「心理的安全性」を読んで

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はじめに

皆さんこんにちは。橋本ゼミ9期の渡辺です。

突然ですが皆さん心理的安全性という言葉を知っていますか?

個人活動よりもチームワークでの活動が重要となっている現代で、よりよい成果を上げるために必要な概念としてこの心理的安全性は注目されています。

私は、この心理的安全性という言葉はゼミ活動の中で知りました。

現在私はゼミで活用しているコミュニケーションツールのSlackをより活性化させるための活動を行っています。

その活動の中でSlack社の方が登壇しているある動画を見つけました。

この動画の中で、リモートワークやチームにおいて心理的安全性がいかに重要かということについての説明があり、そこで初めて心理的安全性という言葉を知りました

この心理的安全性とはハーバード大学のエドモンドソン教授が提唱した概念です。

この心理的安全性とはどのようなものなのかと興味を持っていたところ、 エドモンドソン教授が自らこの心理的安全性について解説した「恐れのない組織「心理的安全性」」という本を知りました。

恐れのない組織――「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす
エイミー・C・エドモンドソン(著), 野津智子(訳), 村瀬俊朗(解説) 価格 2,640円(税込) 頁数 320頁 判型・製本 A5判 上製 発売日 2021/02/01 ISBN 9784862762887 発行 英治出版 ※2024年...

そこで今回は、この恐れのない組織「心理的安全性」についての400文字要約やこれからの活動に活かしていきたいことをまとめていきたいと思います。

400文字要約

心理的安全性とは、周囲に無知や無能、めんどくさいと思われることを考えずにアイデアや疑問を率直に話し合うことが出来る環境のことである。

たとえば、会議で悪い方向に進んでいるとわかっていて、良い方向に繋がるかもしれないアイデアを持っているとする。しかし、発言する時に「間違えていたら恥ずかしい」という心情や「そんなアイデアはいらない、無駄だ。」と言われることを考え発言することをやめてしまう。このような組織は心理的安全性が低いと言える。

しかし、ただ仲良し集団であればよい訳ではなく、メンバーが互いに信頼・尊敬しあい、率直に話が出来ると思える必要がある。

心理的安全性が低い要因として悪いことは聞かないことや、高い基準を設定することだけが良いとしてしまうリーダーが存在することがある。

心理的安全性を高めるためにリーダーは、自身が無知である認識と知らないことに対して謙虚に話を聞くことが重要となる。

本を読んでの振り返りとこれからの活動に活かしていきたいこと

この本を読んでいるなかで、今までのチームのリーダーとしての役割だった時やチームで行動していた時を度々思い出すことがありました。その中で感じたのは心理的安全性が高いときは実際にチームとしてよい結果を残せていることがほとんどだったということです。それは高校時代の部活や大学でのグループワークといったジャンルの違ったチームでの活動でも同じことが言えたと考えています。また、心理的安全性が自分にとって低いと感じていた時はあまり良い結果を残せていなかったことも事実でした。

このことから、心理的安全性はどのジャンルのチームでも活かすことが出来る概念であると感じました。

この振り返りや本を読み終えて、これからゼミメンバーの心理的安全性をどのようにしてあげるかがゼミの一つの課題だと考えています。ただの仲良し集団ではなくお互いを信頼・尊敬しあう集団になること。これを目指すために紹介されていたリーダーとしての考え方や失敗に対しての考え方などをまずは自分が実践してみることから始めていきたいと思います。また、Slack上ではどのようにして心理的安全性を上げるかということについても考えていきたいと思います。

執筆者 橋本ゼミ9期生 渡辺悠太

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