橋本ゼミでは、毎年学祭である瑞木祭に向けてテーマを決めて取り組んでいます。コロナ禍の2020年は、学祭自体がオンライン開催となりました。
大学の授業もオンライン、ゼミもオンラインで行われてきました。そんな時代だからこそ、オンラインを更に一歩すすめることにしました。
テーマは、「ClusterでPlayfulを体験しよう」です。ハッシュタグは、#PlayfulCluster です。
ブログの内容をラジオとしても配信しています。
目次
Cluster(クラスター)とは?
Clusterというのは、クラスター株式会社がサービスを行っているバーチャルSNSです。アバターを使い、バーチャル空間を用いたSNSです。PCやスマホ、ipad等のタブレットで気軽に参加できます。
最近だと、慶應大学の湘南藤沢キャンパス(SFC)にて、七夕祭や、東京大学のオープンキャンパスがcluster上で行われました。
このクラスター上で舞台として、橋本ゼミの発表を行おうと思っています。
Playfulとは?
では、そこで何を発表するか?
今年は、「Playful(プレイフル)」という考え方をテーマにしました。プレイフルとは、ワークショップの研究や実践で大変著名な上田信行先生が著書プレイフルシンキングにおいて提唱されている物事に取り組む際の考え方です。
本の中では、「物事に対して、ワクワクドキドキする心の状態」と表現されていますが、背景にはキャロルドゥエックの認知的動機づけ理論があります。参考)マインドセット「やればできる! 」の研究
本書は2009年に出版され、たくさんの上田ファンを獲得しました。私もその一人です。
2020年プレイフルについての著書が「プレイフル・シンキング[決定版] 働く人と場を楽しくする思考法」として新刊となり発売されました。まさに、決定版になっており、以前の本の内容に加え、これまでの上田先生の取り組みが満載となっています。
プレイフルも「仕事に真剣に取り組むときにわき起こるドキドキワクワク感」と再定義されています。
橋本ゼミとプレイフル
ゼミの取り組みとしては、これまでも「プレイフル」という考え方を取り入れてきました。たとえば、橋本ゼミではMyplayfulTown(マイプレイフルタウン)というサイトを運営しています。
マイプレイフルタウンは、自分たちの街をプレイフルな見方で見直すことを目指しています。地域を取り上げるというと、「地域創生」とか「地域活性化」という視座が多くなります。そのため、「活性化しよう」といった意識が強くなります。ある意味では、「活性化することありき」になりがちです。
マイプレイフルタウンは、プレイフルという考え方にたった大学生が地域を見るとどんな風に見えるのか?を表すようにしています。
まだ動き出した最中ですが、きっとこれまでとは違ったサイトに育っていくのではないでしょうか。
ClusterでPlayfulを体験しよう #PlayfulCluster
橋本ゼミでは、バーチャルSNS上でPlayfulの考え方を体験するコンテンツを作成しています。クラスターの作成をゼミに入ってきた2年生が作成し、Playfulを体験するコンテンツを3年生が作成しています。
正直な所、ギリギリに迫ってきた今、「本当にできるのか?(Can I do it?)」という状態です。ただし、そこでHow Can I do it?(どうすればできる?)と考えるのが、Playfulな人たちですよね。
ギリギリにワクワクし、「もう時間ないんだけど、でももっと良くするにはこうしたほうが良い」を恐れずに発言するようなPlayfulな関係性を作り上げながら、取り組んでいきたいと思っています。
11月7日-8日少しでもお時間ありましたら、以下のURLに情報をアップします。
PS:11月6日上田先生がイベントを行うようです
2020年11月は世の中がプレイフルに変わる1ヶ月になるかもしれませんね。