こんにちは。産業能率大学3年橋本ゼミ所属の青野佑太郎です。
10月8日~10日の期間で、Jリーグ主催の「サポユニfor smile 2018」というイベントがセネガルで行われました。
このイベントは、Jリーグのサポーターから寄付されたユニフォームを発展途上国の子供たちに届けるというイベントです。2011年から始まったこのプロジェクトではツバル、ボスニア・ヘルツェゴビナなどの国々で行われ、10ヵ国目にして初めてアフリカのセネガルが選ばれました。
僕は今回、このイベントに9日、10日の2日間参加させていただきました。
10月9日は、首都ダカールから車で2時間ほどの場所にあるThiesの小学校でイベントが行われました。この日は、日本大使館の方、セネガルスポーツ協会の方、JICAの方々など多くの方が参加した大きなイベントとなりました。
また、イベントでは両国の国歌斉唱に始まり、女の子たちの伝統的なダンスが披露がされ、「セネガル流のおもてなし」を受けました。おもてなしを受けた後は、私たちが笑顔を届ける番です。メインの企画では、ユニフォームを1人1人に心を込めて手渡しをすると、子どもたちはみな笑顔になりました。
早速ユニフォームに袖を通し、そのユニフォームを着て試合を行いました。Jリーグクラブのユニフォームを着た子供たちがサッカーをしている姿を見て、日本とセネガルのサッカーの繋がりがここから始まっていくのだと感じました。
10月10日は、Keur Massarという場所にある小学校でイベントが行われました。
この日は、朝からJリーグの方と行動させていただき、JICA、セネガルサッカー協会、セネガルサッカーリーグ、Keur Massar市役所、小学校の訪問に帯同させていただきました。
実際のミーティングや先方との対談などの様子を間近で見ることができ、Jリーグがサッカーを通じて世界との壁を無くそうとする志に触れることができました。小学校でのイベントも9日同様たくさんの子供たちの笑顔を見ることができました。
このプロジェクトに参加する前、「物資支援」に関して与えるだけで終わってしまうという印象が強かったです。
しかし、今回のプロジェクトでは、ユニフォームを届けると同時に、「日本からユニフォームをもらった」という事実も届けていることを実感しました。実際に湘南ベルマーレのユニフォームに袖を通した瞬間「僕はこれを着て日本に行くんだ」と言ってきた男の子もいました。
その男の子が着ていたユニフォームになんと「産業能率大学」の名が。この産業能率大学の名が刻まれたユニフォームがセネガルで夢を乗せて着続けられていくと考えると、不思議な気持ちになりました。このように、国際協力には様々な形がありますが「夢」を届けるこの活動は素晴らしいと感じました。
10月10日に行われたプロジェクトの様子を動画にまとめてもらいました。良かったら見てみてください。
最後まで見ていただきありがとうございました。
それでは! Au revoir,à bientôt!
橋本ゼミ6期生:青野佑太郎