目次
はじめに
こんにちは。私は今野佑基と言います。
私は今年の夏、「金沢文庫芸術祭 〜こどもの未来は地球の未来〜」というイベントに運営側として参加しています。こちらを見てくださっている方は、「金沢文庫芸術祭」を知らない方がたくさんいると思います。
そんな皆さんに、このブログで「金沢文庫芸術祭」とはなにかについて知ってもらいたいと思います!!
それに加え、「金沢文庫芸術祭のオープニングフェスティバル」を終えての「金沢文庫芸術祭」の魅力などについて知ってもらいたいと思います!
芸術祭って何??
まず芸術祭について説明します! あまり聞きなれないフレーズだと思います。
簡単に説明すると美術作品、アーティストや劇団・楽団などによるイベント、地元伝統芸能などをメインにしたイベントです。
芸術祭には様々な種類があり、全国各地で行われています。「町おこしイベント」として地元メディアから注目を集めることもあります。有名な芸術祭として瀬戸内芸術祭などがあります。
金沢文庫芸術祭 〜こどもの未来は地球の未来〜
私の参加している芸術祭が金沢文庫芸術祭です。金沢文庫芸術祭は神奈川県横浜市金沢区で行われる芸術祭で、「アートを通じて、創造の芽を育て、次世代に何か伝えたい」という願いをもとにスタートし、なんと今年で開催19年目を迎える長い歴史のある芸術祭なのです!!
そして「こどもの未来は地球の未来」をスローガンに掲げ活動しています。
芸術祭期間中(9月17日から10月中旬まで)は金沢区を中心に、色々なアート企画を実施しています!開催初日の9月17日は金沢区にある「海の公園」という場所でオープニングフェスティバルを開催します。
(オープニングフェスティバルとは9月17日から約一ヶ月間アートイベントを開催するにあたって、そのオープニングとして開催する一日中楽しめる大規模なアートフェスティバルです。)
地元を拠点に活動するアーティストのライブや作品展、ワークショップ、子どもたちによるパフォーマンス、演劇、美味しいフードの出店などイベント盛り沢山で毎年行っています。
イベントの規模ですが毎年多くの協賛が集まり、テレビ・ラジオなどのメディア広告などもあり、とても大きなイベントだと思います!!なんと今年は出店ブースが最多に近いため盛り上がること間違いありません!!
私と芸術祭
私は金沢文庫芸術祭を主催している浅葉和子さんのアサバアートスクエアの生徒でした。http://asabaart.com/
幼稚園の年少から小学6年生までの9年間、お世話になっていました!! もちろん金沢文庫芸術祭には毎年参加していました。この時は参加者側でした。
それから8年の月日が経ち、大学3年生になり、ふと金沢文庫芸術祭の存在を思い出し、8年ぶりにアサバアートスクエアを訪れました。
浅葉和子さんは私のことを覚えていてくれました!!そして芸術祭の参加への意思と意図を説明し、芸術祭スタッフとして参加することが決まりました。
オープニングフェスティバル事前準備について
私は、金沢文庫芸術祭を成功させるための事前準備から参加しました。
「定例全体ミーティング」
毎月第3土曜日に行います。それぞれの情報交換や芸術祭をもっと盛り上げるためにはどうすれば良いかなどの議論、報告などがメインです!
「ポスター張り・チラシ配り」
私はよく行く飲食店や母校にイベントの紹介を含め、ポスターを持っていきました!
今年の芸術祭は台風直撃ッ!?
今年は台風18号の影響もあり、金沢文庫芸術祭のオープニングフェスティバルは海の公園ではなく、横浜市立文庫小学校の体育館を借りて、スケールを縮小して開催することになりました。これはオープニングフェスティバル前日に決まりました。
理由は子ども達への危険回避や出店者への負担軽減に配慮したからです。よって一般参加者の出店等はキャンセルという選択を余儀なくされました。
オープニングフェスティバル前日準備について
17日のオープニングフェスティバルが屋内開催への変更に伴い、16日の前日準備の内容も変わりました。その中でも以下の2点が大きく変化し、苦労しました。
・一般参加者であるフード出店者やステージ参加者への芸術祭中止の連絡。
・会場のブース配置の変更。
一般参加者への芸術祭中止の連絡ですが、過去最高に近い数が今年は参加予定でした。その為、早急な連絡・対応が求められました!会場のブース配置の変更は前日に会場を下見し、参加団体をまとめ、見取り図を作成しました。
どちらかと言えば一般参加者への芸術祭中止の連絡が一番苦労し、シビアな点だと思います。以前から参加してくれていた参加者・積極的に力を貸してくれた参加者には、きちんと今回のことを理解してもらい、気分を害さないような対応はかなり難しいと思いました。
オープニングフェスティバル当日準備について
台風により当日は朝から雨風が激しかったです。室内開催でなく、例年通りの屋外開催であれば中止になっていたでしょう。
私は当日、本部の設営を任されました。アンケートを書いてもらうスペースの確保、ゴミ箱の設置、展示物「りんごの木」の組み立て・設置、会場の見取り図の設置などを中心に動きました。
オープニングフェスティバルのここがすごい!!
この記事を見ている方に「来年のオープニングフェスティバルは行ってみたい!」と思ってもらえるようにオープニングフェスティバルの注目して欲しい点について芸術祭スタッフの一人である私から皆さんにご紹介したいと思います!!
(あくまで個人的な感想です!)
注目して欲しい点は4つあります!
まず1つ目の注目して欲しい点は
「沖縄 南城市 やどかりの夢」です。
今年は沖縄の南城市からやどかり一座の皆さんを迎え、絵本「やどかりの夢」の影絵公演やライブを行いました!沖縄南城市ブースには全国菓子大博覧会観光庁長官特別賞を獲得したマンゴーケーキや南城市の公式キャラクター「なんじぃ」グッズなどを販売!!
2つ目の注目して欲しい点は
「Beeステージ」です!!
当日は大きなステージが2つありました。
両ステージとも歌って踊ってノリノリで楽しめ、盛り上がること間違いなしです!
とくに私は「Beeステージ」の方をオススメします!それは芸術祭ならではの地元近郊で活躍するアーティストが中心に出演してくれているからです!
3つ目の注目して欲しい点は
「ゴミステーション」です!
ゴミステーションは芸術祭で出たゴミを捨てる場所です。金沢文庫芸術祭は自然など環境に対して気を使い、ゴミの管理にも配慮しています。
主な取り組みとして、当日は定期的に分別しているかなどを見回る役を設置したりと芸術祭スタッフ全体で取り組みます。去年にはゴミがかなり減ったりなどと効果は出ています。
一般の参加者には「何か行動をすれば必ずゴミが発生する」と言う意識を、ゴミステーションをきっかけに自然と高めていければいいという目的もあります。
最後に注目して欲しい点は
「サンセットパレード」です!
サンセットパレードとは子どもたちを中心に約500人で仮装し行うパレードです。
仮装の衣装は当日のワークショップで作ったり、アサバアートスクエアの生徒は共通のテーマに沿って自分で作ります!子どもが作ったからと言って侮ってはいけません!!とても個性豊かでかわいらしい仮装ばかりです!!
オープニングフェスティバルは朝から行っていますが、サンセットパレードは終盤に近い夜に行います。そのため、帰宅してしまう参加者も少なくありません。
ちなみに私もアサバアートスクエアの生徒であったので仮装衣装を作った経験があります。正直な話、毎年テーマに沿ってデザインを考え、生地の下地作りから始まり、お面やアイテムを作るとかなり時間がかかり、大変です!(もちろん家に飾ってあります!)
子どもたちが長い時間をかけて作った仮装衣装のお披露目ですので、参加者の皆さんには是非、見て欲しいです!!
オープニングフェスティバルに参加して感じたこと
私の中で今年の金沢文庫芸術祭を一言で表すと「経験値」だと思います。
今回で19回も開催しているオープニングフェスティバルでは初の屋内開催でした。それも前日に決まったということもあり、台風によるトラブル・当日来場者が来てくれるのかなど色々な不安がスタッフ全員に襲ったと思います。
しかし当日は多くの来場者で賑わい、準備と撤収もスムーズに行うことができ、無事に成功させることができました。
これは芸術祭スタッフ全員がそれぞれ成功させることのできるパワーを持っていることだと思います。同時に「雨天時の対応」を経験し、臨機応変の成長に繋がったと思います!
来年は今年の経験を活かし、よりパワーアップした芸術祭を開催できると思います。
芸術祭は始まったばかり!?
最後にアートラリーについて紹介させてください!!
アートラリーではオープニングフェスティバルを皮切りに金沢区近郊各所でワクワクするようなイベントを開催します!!
開催期間はなんと1か月間で23個のアートラリーが用意されています!!アートラリー全てオススメですが、その中でも参加して後悔しない私のオススメのアートラリーをご紹介します!
「太陽系太◎光の写真展」
こちらは肉眼では見えない神秘の世界を映す写真家の太陽系太さんの写真展です!
光に満ち溢れた神秘の世界を体験しに来てください!!
「楽屋 rakuya」
スリング、晒しおんぶ、ふんぱん、布ライナー、産着作りを体験することができるワークショップです。とても環境に優しい草木染めです!!
他にも様々なアートラリーを用意しています!
きっと皆さんの気に入るアートラリーがあると思います。
是非、気軽に参加してみてはいかがでしょうか??
ここまで読んでいただきありがとうございました。
↓↓↓アートラリーの詳細が書かれているサイトです↓↓↓
https://www.bunko-art.org/home/?page_id=6041
執筆:橋本ゼミ5期生 今野佑基