Pharrell WilliamsのHAPPYのMVのカバーが世界中で流行しています。中毒性のあるシンプルな楽曲に合わせて、様々な人達が踊っています。
最近アップロードされた福島バージョンは、アップ後10日経たない6月9日現在、既に10万ビューに迫る勢いです。
恋するフォーチュンクッキーとの違いは?
HAPPYは世界中で流行していますが、日本では昨年恋するフォーチュンクッキーを組織をあげて踊る事が流行しました。こんな記事も書いていますが、HAPPYを初めて見たとき、似たものを感じました。
しかし、よくよく見てみると、何かが違う気がしました。それが何か言葉にできなかったのですが、いくつかのカバー動画を見る事で気付いた事があります。それは、HAPPYが取り上げているのは「個」ではないだろうか、と言うことです。
あくまでも個人的な感想レベルに過ぎませんが、恋するフォーチュンクッキーは、前述の記事でも書いた通り、何らかの「組織」の良さなどを強調しているように思いました。一方、HAPPYは、みんなで踊るというものも複数ありますが、それでも一人一人を強調し、その集合体としてのグループを表現しているように思いました。
それは、HAPPYがソロのダンスのシーンが多いという事に起因しているのかも知れません。しかし、それだけではない、文化の違いのようなものを感じています。
その意味で、どちらが良いとか悪いとかを言うつもりはありませんが、HAPPYと恋するフォーチュンクッキーは、同じMVのカバーをみんなで踊るというものではありますが、その意味合いは全く違うモノなのではないかと感じています。
HAPPYは、英語というグローバル言語と合わさり、世界では馴染みやすいのかなと思います。一方、これが日本でどの程度今後広がるのかは楽しみでもあります。
< 参考>
ファレルの「HAPPY」福島版を作ってわかった、地域コンテンツの新たな可能性(熊坂 仁美) – 個人 – Yahoo!ニュース