目次
はじめに
イベント等の告知をfacebookを使って行う場合、facebookページを使う事が多いと思います。また、「いいね!」をしてもらえれば継続的に情報を発信することができる事から、お店や会社などでも利用することが多いのではないでしょうか。
しかし、いくつか問題があるのです。最も大きな問題が、ログインしていないと「いいね!」ができない事です。
特に最近はスマホでの利用が多くなってますが、スマホ利用時にログイン動作は負荷が大きいです。
たとえば、以下のような場面で困ってしまうわけです。
- Twitterなどで告知しRTしてもらっても、Twitterクライアントでリンクをたどると、ログイン画面が表示される
- 店舗やイベント会場にて、URLを告知してもブラウザで開くことになり、通常ログインしていないのでログイン画面が表示される
結果的にfacebookのアプリを開いて、検索してもらうなどの方法を採ることが多いのでないでしょうか。これはこれでかなり面倒です。
つまり、ログイン画面を表示させずに(ログイン動作を省いて)、簡単にページを見てもらえれば、利用者の一手間を省くことが出来るのです。経験的には、これだけでかなりの負荷を軽減できます。
ログイン動作の回避には
多くの場合、スマホに入れている公式アプリを使えば、ログインした状態でページを表示させる事が可能になります。
2014年現在、スマホと言えばiOSとandroidですので、この2つの対策を行えば良いのですが、ひとつの方法で可能となります。それが、カスタムURLスキームという技術です。URLスキームを使うと、対応している任意のアプリを起動させることができます。facebookアプリの場合は、「fb://」がそれに該当します。
具体的には
橋本研究室のfacebookページへのリンクを以下に張ります。
スマートフォンの場合には、facebookアプリが開くと思います。無事、表示されたらページに「いいね!」を押して戻ってきてください(笑)
作り方
上記リンクは、
<a href="fb://profile/197554536949205"> こちら </a>
のようになっています。基本は、HTMLのaタグです。
キモとなるのは、fb://profile/の後の数字です。この数字197554536949205は、橋本研究室のIDとなっています。この数字を任意のものに入れ替えれば良いのです。
では、このIDはどのように調べられるのか。
以下のアドレスにアクセスしてください。※facebookへのログインが必要です。
上記のように、調べたいページのアドレスを入力します。橋本研究室の場合は、www.facebook.com/hashimotolab ですので、「hashimotolab」と入力、「送信」します。
そうすると、いくつかの情報が表示されます。そのうち、以下の項目があるので、そのうちIDの部分が「ID」となります。
展開
本年度の学園祭では、上記アドレスをQRコードにして、その場でいいねを押してもらえるようにしました。「後でいいねしておくね」はなかなか来ないので「その場」でサクッとできることの効果は大きかったです。
店舗のチラシやイベントの告知などに役立てるのではないかと思います。
免責
本記事の内容は不具合等の発生をしないことを確認していますが、一切の保証を行うものではありません。必ず自己責任にて行ってください。また、個別のお問い合わせにはお答えできかねますのでご了承ください。
備考
本内容は、2013年瑞木祭における研究発表およびそれにまつわるプロモーション活動を通じて得たノウハウを報告するものである。
参考URL
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