読者はそう多くないと思いますが、2011年を振り返ってみたいと思います。
今年は、なんと言っても3月11日の大震災が記憶に残った年であります。その他にも、台風による洪水や、タイの洪水などもありました。自然災害の多い年でした。自身も大震災の時は、帰宅難民となり、自然に畏敬の念を再度感じる年でありました。
個人的には、転職という大きな節目を経験し、新しい生活になりました。それがちょうど震災のごたごたと同じ時期であったので、自分にとっては、震災前と震災後は本当に違う世界にいるようです。あたかも、震災前がウソや幻であったような印象さえ持っています。
大学教員としての一歩は、ゴタゴタの中で始まりました。前期は、授業開始が遅れるという異例の事態でありました。
私もどうなることか暗中模索でありましたが、学生も同じような思いであったと思います。初めての授業に戸惑いつつも、それは震災のゴタゴタの中でかき消されてしまった感もあります。ある意味で、私だけではなく、世の中全体が新たな時代に突入するための緊張状態であったため、すんなりとスタート出来たとも言えるかと思います。
さて、来年は30歳の節目を迎えます。そろそろ、色々な面で前に出て行かなければならないと感じています。しっかりとした根をはる努力と、風雨を恐れずに前に出ることを両立していきたいと思います。年が明ければ後期も残りわずかです。すでに来年度をにらんだ活動もスタートします。今できることをしっかりとやっていきたいと思っています。
来年は、同じような思いを持った人達と新たなチャレンジをしていきたいと思います。伊勢原という地域と、学生と一緒に何か「ステキな」ことをしたいと思います。
最後になりますが、今年は本当にたくさんの方々にお世話になりました。どうも、ありがとうございました。
来年も引き続きよろしくお願いいたします。