アクセス解析を行った振り返りと今後の可能性

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アクセス解析とは?

アクセス解析とは、ホームページのアクセス状況を記録・集計し、サイト訪問者の利用状況や傾向を分析する行為です。サイト訪問者の動向を把握することによって、訪問者の欲求を知り、サイトを継続的に改善することによって訪問者のニーズに対応し、訪問者数の増加を狙うものです。
今回は、Google社が無料で提供するGoogle Analyticsを使ってアクセス解析を行いました。

昨年の訪問者数との比較

今回の瑞木祭の広報班では、「ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉」の各章を分担して読み、「21世紀型スキル」とはどういったものなのか? その内容についてのインタビュー記事をブログに掲載しました。そこで、橋本ゼミのブログの訪問者数を伸ばし、瑞木祭でより多くの人に橋本ゼミに来てもらうための支援を目的にアクセス解析を行いました。

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上の図は昨年のブログ開設した10月26日から、瑞木祭当日から1週間が経った11月15日までの訪問者数です。総計は1882人で1日あたりの平均訪問者数は約90人でした。今年はこの昨年の訪問者数を超えることを目標に活動しました。

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上の図は今年の訪問者数でインタビュー記事を初投稿した10月19日から、瑞木祭当日から1週間が経った11月15日までで総計は2208人です。昨年より326人多く、訪問者を増やすことには成功しました。しかし、1日あたりの平均は約79人という結果で、満足のできる結果を得ることはできませんでした。
原因としてはブログの不定期更新などが考えられ、次回に向けて課題が残りました。

フィードバック活動

アクセス解析班として主にアクセス数を広報班全体へのフィードバックを行い、ブログ著者を支援しました。
アクセス数とは、具体的にはページビュー数、ページ訪問数、平均ページ滞在時間、直帰率、離脱率等のデータを集計したものです。ブログ更新後一定期間のアクセス数を記録し、11月2日にwordにまとめて提示しました。

しかし、結果を見るとフィードバックを上手く活用することができず、次回に向けての課題となりました。1度の提示ではなく、定期的にブログ著者に提示する必要があったと考えています。また、どのような点に注目してブログに訪問しているのかなど、訪問者がブログに訪問する動機の把握が不十分だったように思います。

橋本ゼミブログへのアクセス経路

TwitterやFacebookなどのSNSにアカウントを作成し、ブログの更新情報を発信していたのでやはりSNSからのアクセスが多いのではと考えていました。しかし、実際には、SNSからの訪問者数は全体の20%程度で、意外にも検索からの訪問者数が全体の約60%に上ることが判明しました。ただし、その検索ワードはバラバラであり、また閲覧先も過去記事を中心にバラけています。テーマである「21世紀型スキル」の検索からブログに訪問したケースはわずかでした。

特定のテーマについて知ってもらうためには、まずはその用語を知ってもらう必要があるように思います。今回であれば、「21世紀型スキル」です。また、SNS利用者が多い現代の特性を生かし、TwitterやFacebook等での宣伝活動をより増やしていく必要があるのではないかと考えました。特に、モバイルからのアクセスは全体の約70%を占めており、通勤通学中にもちょっと目に留まるような、そんな広報活動を今後はSNSを主戦場にしてやると興味を持つ人が増えるのではないかと思いました。

反省

次回、アクセス解析活動を行う前にGoogle Analyticsの操作に慣れておくこと、キーワードアドバイスツールを利用することが大事だと思いました。次にキーワードアドバイスツールを利用することによって訪問者が何を求めてサイトに来ているのか知り、定期的にチェックを行い、フィードバック時にキーワードアドバイスを行うことによってより訪問者の期待に沿った記事を書くことができると考えています。

また、こうした場合、不定期にフィードバックを行うのではなく、決まった日数ごとに定期的にフィードバックを行うことによってより効果が表れると思いました。

また、ブログがきっかけで来た方が実際にどの程度いるのかを把握するため、来訪者に簡単なアンケート調査を行っても良いのではないかとも思いました。

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